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 JSRは,合成ゴム/エマルジョン/TPE(熱可塑性エラストマ)の一部製品で,2008年10月から生産調整を開始する。これら製品の主原料であるブタジエンに関して,供給元が減産を進めることから,それに対応するため。生産調整の期間は,ブタジエン供給元の動向を見ながら決定するという。

 生産調整の対象となるのは,SBR(ポリスチレン・ブタジエン・ゴム),BR(ポリブタジエン・ゴム),NBR(ニトリル・ゴム),RB(ポリブタジエン),ラテックスなどブタジエンを原料とする製品。

 ブタジエンは主に,基礎原料であるナフサからエチレンやプロピレンの副生成物として生産されている。供給元の各社は,エチレンやプロピレンなど石化製品の需要鈍化に対応するために,2008年夏ごろから減産を始めており,その結果としてブタジエンの供給量も減少している。同年9月からは,減産幅がさらに拡大することが見込まれるため,JSRではブタジエン関連製品の生産調整に踏み切ったという。