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 フィンランドのNokiaは現地時間2008年9月5日,2008年第3四半期の同社携帯電話の市場シェア予測を下方修正し,第2四半期よりシェアが低下する見通しだと発表した。同社は,7月の時点で,第3四半期のシェアは第2四半期と同程度との見通しを示していた。

 同社はシェア低下の理由の1つとして,一部競合他社の値下げ攻勢に追随しない戦術をとったことを挙げている。値下げによって短期的な売り上げ台数が増えても,長期的な収益性に及ぶ悪影響の方が大きいと判断した。また,新興市場などで競争が激化したことや,同社中位機種の売り上げが伸び悩んだことも理由として挙げている。

 2008年通年のシェアについては,予定どおり拡大を目指すとしている。また,世界携帯電話市場の規模についても,2007年の11億4000万台から10%以上伸びるとの見通しを変えていない。

 市場調査会社の米Gartnerの調査によると,2008年第2四半期のNokiaのシェアは39.5%で,前年同期から2.8ポイント伸びていた(関連記事:世界携帯電話市場,08年Q2は3億472万台で前年同期比11.8%増)。

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