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 家電などの製品比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムは,Blu-ray Discレコーダーの購入意向などに関するユーザー調査の結果を発表した(発表資料)。調査は,価格.comの登録ユーザーを対象にインターネット調査を行ったもの。2008年8月18~25日に実施し,4978人から回答を得た。

 調査によると,現在Blu-ray Discレコーダーを所有している人の割合は11.6%で,1割を超えた。カカクコムは,流行に敏感な価格.comのユーザーを対象にした調査ではあるものの,「予想以上の浸透率」と分析している。また,所有していない人のうち,「購入したい」人(16.7%)と「購入を検討している」人(39.0%)の割合を合わせると50%以上だった。過半数がBlu-ray Discレコーダーの購入を考えていることになる。反対に「購入の意向はない」とした人は31.5%だった。このことから,同社は「比較的近い将来に,普及率が30%を上回る」と予測する。

Blu-ray Discレコーダーの購入意向
Blu-ray Discレコーダーの購入意向 (画像のクリックで拡大)

 Blu-ray Discレコーダーを購入した人に購入した時期を聞いたところ,過去6カ月以内に購入した人が60%以上を占めた。1カ月未満の人は22.6%,1カ月以上~3カ月未満が22.4%,3カ月以上~6カ月未満が18.6%で,多くのユーザーが2008年の春から夏に購入していることがわかる。カカクコムによれば,この時期はBlu-ray Discレコーダーの品揃えが充実してきた時期。10~15万円程度の製品の登場がユーザーの購入行動に大きく影響したと考えられるという。6カ月以上~1年未満と答えた人は最も多く27.4%だった。2007年の年末から2008年の初頭にソニーや松下電器産業が比較的低価格のBlu-ray Discレコーダーを発売したことが,この時期の購入につながったとカカクコムは説明する。

Blu-ray Discレコーダーを購入した時期
Blu-ray Discレコーダーを購入した時期 (画像のクリックで拡大)

 Blu-ray Discレコーダーを購入した理由で最も多かったのは,「デジタル放送を高画質で保存したいから」の68.5%だった。次いで多かったのは「映画などを高画質で楽しみたいから」の44.2%だが,「Blu-ray Discに規格が統一されたから」も40.2%を占めた。カカクコムはHD DVD規格との規格争いが終わり,Blu-ray Discに規格が統一されたことが,ユーザーに安心感を与え,購入のきっかけになったと説明する。加えて,Blu-ray Discレコーダーの品揃えの強化や価格低下,デジタル放送の全国的な普及といった要素も,Blu-ray Discレコーダーの普及を押し進めたとする。

Blu-ray Discレコーダーを購入した理由
Blu-ray Discレコーダーを購入した理由 (画像のクリックで拡大)

 一方,Blu-ray Discレコーダーを「購入する意向はない」と答えた人に,購入しない理由を尋ねたところ,最も多い回答は「Blu-ray Discレコーダー本体の価格が高いため」の58.8%だった。次いで多いのは,「記録メディアの価格が高いため」の46.5%。価格が障害になっていることがうかがえる。カカクコムによれば,現在廉価機種のBlu-ray Discレコーダーは10万円を下回るものも存在するが,5~6万円で購入可能なDVDレコーダーと比べると高い。ただし,Blu-ray Discレコーダーの価格下落は急速に進んでいるため,1年後くらいには現在のDVDレコーダーの価格に迫ることも考えられるという。記録メディアの価格は,カカクコムの調査によれば,現在25GバイトのBlu-ray Discが800円程度で,DVD媒体と比べてもかなり高い。しかし,容量辺りの価格を比べると,Blu-ray Discが100Mバイト当たり3.2円,DVD媒体は100Mバイト当たり2.1円でそれほど大きな開きはないとする。Blu-ray Discの価格がDVD媒体に匹敵するようになるには,25GバイトのBlu-ray Discの価格が500円程度に下がる必要があるが,この水準に達するには今後1年程度の時間が必要とカカクコムは予測している。

Blu-ray Discレコーダーを購入しようと思わない理由
Blu-ray Discレコーダーを購入しようと思わない理由 (画像のクリックで拡大)

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