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工程間,装置間のエネルギの流れを図で定義できる
工程間,装置間のエネルギの流れを図で定義できる
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 横河電機は設備や装置といった細かい単位でエネルギ消費を管理し,CO2換算やコスト換算を自動処理する「高機能型エネルギー管理システム Enerize」を開発,2008年9月10日から販売を始める。部署,工程,装置と階層別にエネルギ消費量を管理,解析して,省エネルギ上の問題点や,取り組みの効果を把握できる。また,装置や工程の間のエネルギの流れを図で記述でき,この記述に基づいて効率やロス,コストなどを計算できる。

 従来横河電機が開発していたシステムでは,工程間のエネルギの流れなどを複雑な演算式で記述していた。このため設備や工程の変更があったときのシステム設定の変更が複雑だった。新システムではドローイングツールの「Microsoft Visio」を用いることで,設定や変更を容易にした。

 システムへの入力は,電流計や流体や気体の流量計をはじめとするセンサのデータ。今後,例えば生産ライン上のワークの流れを感知してシステムへ入力することで,製品単位で使われたエネルギの量を把握できるようにしたり,そのコストを製品単位で把握したりできる可能性がある。横河電機のマザー工場に当たる甲府工場では,生産品のロット当たりのエネルギコストは既に算出できるようにしているという。

 販売目標は2008年度に20システム,2009年度に100システム,2010年度に200システム。価格は導入時の技術サービス込みで3000万円。

問い合わせ先:横河電機 省エネルギー・環境保全ソリューション本部
電話:0422-52-5951