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 松下電器産業は,1997年3月から1999年11月までに製造したガス衣類乾燥機に不具合があったと発表した(発表資料)。東京ガス,大阪ガス,東邦ガスへOEM供給したものを含めた該当の4機種を対象に,無償で点検と部品の取り付けを行う。対象となるのは「NH-G40A3」「MA-040C-S」「60-017」「LAD-4F」で合計5万1513台である。

 松下電器によれば,該当機種ではドラムが過熱して乾燥中の衣類が焦げる現象が2007年2月から現在までに7件,判明したという。原因は,衣類の乾燥中に発生する静電気のノイズにより,乾燥機に内蔵しているマイコンが誤作動し,ドラムの回転が停止しているにも関わらず,約3分にわたって燃焼が続くため。ただし,この現象が起きた場合でも,安全装置(温度ヒューズ)がはたらくため,発火や延焼に至ることはないとしている。

 松下電器は対象製品を無償で点検し,温度ヒューズを増やす,静電気からマイコンを保護するためのシールドをマイコン付近に設置する,という2つの対策を施す予定。