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故障検出機能を備えた交流スイッチ用ゲート駆動IC「STCC08」
故障検出機能を備えた交流スイッチ用ゲート駆動IC「STCC08」
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 伊仏合弁STMicroelectronics N.V.は,故障検出機能を備えた交流スイッチ用ゲート駆動IC「STCC08」を発売した(発表資料)。このICを使うことで,白物家電に関する国際安全規格である「IEC60335-1」や「IEC60730-1」を満たす交流スイッチの故障監視が実現できるという。ゲート駆動部が対応する交流スイッチは,トライアックをベースにした素子である。同社の製品では「ACSシリーズ」や「ACSTシリーズ」が対応する。駆動電流はシンク(吸い込み)で,最大28mAまでの範囲で外付け抵抗を使って設定できる。冷蔵庫や洗濯機,食器洗い乾燥機といった生活家電などに向ける。

 検出可能な故障は,トライアックのダイオード・モードでの故障,短絡状態,開放状態である。交流スイッチの両極,すなわち電源ラインと中性ラインの電圧を監視することで信頼性の高い故障検出を実現したという。交流スイッチの状態は,二つの端子の論理レベルから判断可能だ。具体的には二つの端子をマイコンなどで監視することで詳細な故障状態を把握できる。電源電圧は+3.3Vと+5V。EMI耐圧は4kV。

 パッケージは,表面実装タイプの8端子SOP。5万個購入時の単価は0.27米ドル。