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 オランダNXP Semiconductors社は,非接触ICカード用のIC「MIFARE Ultralight」が,バンダイのカプセル販売玩具を利用したゲーム「データップ」に採用されたと発表した。データップは,カプセル自動販売機でフィギュアを購入し,それを使って専用のゲーム筐体で遊べるもの。フィギュアに搭載したMIFAREタグ内のメモリに,ゲームを遊ぶためのポイントをあらかじめ記録してあるほか,ゲーム後には履歴などを記録し,次回以降のゲームに利用できる。

 ゲーム筐体は3個のMIFARE対応RFIDリーダー/ライターを搭載する。購入時のフィギュアには,1個当たり1回のゲームができるポイントを記録してある。ゲーム筐体にはコイン投入口がなく,フィギュアのポイントを消費することでゲームを開始する。3個のリーダーのどれかにフィギュアを置くと,そのフィギュアの特徴や戦闘履歴,所持アイテムの情報が画面上に表示される。ゲーム中にフィギュアを他のRFIDリーダー上に移動すると,ゲーム画面上のキャラクターも移動する。フィギュアを軽く持ち上げ,再び置く(タップする)ことでゲーム内の敵を攻撃する。ゲーム終了後は戦闘履歴やレベル・アップ情報がMIFAREタグに書き込まれる。1回遊んだフィギュアは,次回以降のゲームで,パートナーとして使用できる。

 データップはバンダイが2007年11月から販売を開始し,「SDガンダムガシャポンバトル」シリーズを展開している。カプセル自動販売機とゲーム筐体を一体化した「データップステーション」を,全国の玩具店や百貨店,アミューズメント施設などに設置している。現在までにカプセル約300万個を出荷したという。

 NXP社はデータップを,2008年9月10~12日に東京ビッグサイトで開催される「第10回自動認識総合展」で展示する。