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図1◎真空エジェクタを内蔵するベースユニット。右下の供給バルブに直径6mmのチューブを装着してエアを供給する。左下の赤色の部分がセーフティー・インジケータ。
図1◎真空エジェクタを内蔵するベースユニット。右下の供給バルブに直径6mmのチューブを装着してエアを供給する。左下の赤色の部分がセーフティー・インジケータ。
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図2◎バキュームプレート。中央の吸入口を含むようにラバーコード(白色)を押し込んで吸着面を作る。
図2◎バキュームプレート。中央の吸入口を含むようにラバーコード(白色)を押し込んで吸着面を作る。
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図3◎サブプレート(上)と特殊プレートの加工例(下)。下は,上面加工用,切断用に加工したものだ。
図3◎サブプレート(上)と特殊プレートの加工例(下)。下は,上面加工用,切断用に加工したものだ。
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 イマオコーポレーション(本社岐阜県関市)は,非磁性体/薄物/異形ワークの切削加工に向くバキューム・クランプ「バキュマジック」を2008年9月16日に発売する。ベースユニットに真空エジェクタを内蔵するため,真空ポンプが不要だ(図1)。ベースユニットの供給バルブにコンプレッサのエア(0.5M~0.7MPa)を連続して供給することで真空状態を作り,ワークを固定する。繰り返し位置決め精度は15μm。手作業による芯出しが要らず,30秒以下で治具を交換できる。

 バキュマジックは,ベースユニットとバキュームプレート,サブプレートに分かれた構造だ。ベースユニットにバキュームプレートまたはサブプレートを組み合わせて使用する。このうちバキュームプレートを使う際は,ワークの形状に合わせてプレートのグリッド溝にラバーコードを押し込んで吸着面を作る(図2)。プレートはグリッド仕様で,大小さまざまなワークを固定できる。価格は6万円。

 一方のサブプレートは,追加工することで特殊なバキュームプレートを製作するもの(図3)。軽量なアルミニウム合金製としたほか,ハンドリング用のポケットを装備することにより,作業者が乗せ替えしやすくした。価格は4万8000円。

 ベースユニットには,ワークがクランプされているか否かをインジケータで確認できる「セーフティー・インジケーター機能」を搭載した。供給バルブをオンにするとインジケータが引っ込み,クランプの完了を知らせる。価格は50万円。長さ3.8mのラバーコードのほか,ベースユニットに切粉などが侵入するのを防ぐ「インラインフィルター」などが付属する。