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図1 中国市場における四半期ごとのテレビ販売台数。2008年は,2006年,2007年に比べて,第2四半期の販売台数が増えている。すべてのテレビを含む。米DisplaySearchのデータ。
図1 中国市場における四半期ごとのテレビ販売台数。2008年は,2006年,2007年に比べて,第2四半期の販売台数が増えている。すべてのテレビを含む。米DisplaySearchのデータ。
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図2 中国市場における液晶テレビの生産国別シェア。日本ブランドと韓国ブランドが伸び,相対的に中国ブランドが低下している。米DisplaySearchのデータ。
図2 中国市場における液晶テレビの生産国別シェア。日本ブランドと韓国ブランドが伸び,相対的に中国ブランドが低下している。米DisplaySearchのデータ。
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図3 中国市場におけるプラズマ・テレビの生産国別シェア。中国ブランドの伸びが大きく,2007年後半に日本ブランドを抜いた。米DisplaySearchのデータ。
図3 中国市場におけるプラズマ・テレビの生産国別シェア。中国ブランドの伸びが大きく,2007年後半に日本ブランドを抜いた。米DisplaySearchのデータ。
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 「北京オリンピックによって中国のFPDテレビ市場は伸びたが,期待されたほどの大きな伸びではなかった」。米DisplaySearch社Research DirectorのBing Zhang氏は,9月4~5日に中国・上海市で開催された「2008 DisplaySearch China FPD Conference」で発表した。

 同氏によると,中国では例年は旧正月,5月1日からのメーデー,10月1日からの国慶節の3つの購買ピークがあるが,2008年は北京オリンピックによって6月,7月も売り上げは落ち込まず,オリンピック開催の8月がピークとなったとする。結果的に,月ごとの売り上げは,例年に比べて平準化される傾向になった(図1)。

 このオリンピック需要の中で,液晶テレビは日本企業,韓国企業がシェアを伸ばした(図2)。一方,中国のプラズマ・テレビ・メーカーは,オリンピックを機会に,動画に優れたプラズマ・テレビの特徴をアピールし,消費者に対するプラズマ・テレビの認知度を高めた。これにより,32型のほかに37型も売れ,2008年上半期のプラズマ・テレビ市場は成長した。32型プラズマ・テレビが売れたために,中国のテレビ・ブランド企業6社のプラズマ・テレビ市場のシェアは,2007年第2四半期以降,外資ブランドより高くなった(図3)。