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図1 パイオニアが発売する表示部の厚さが最薄39.0mmのPDPテレビ「KRP-600A」。表示部とチューナー部(左下)を分離することで実現した
図1 パイオニアが発売する表示部の厚さが最薄39.0mmのPDPテレビ「KRP-600A」。表示部とチューナー部(左下)を分離することで実現した
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図2 表示部の厚さは最薄部が39.0mm,最厚部が64.0mm
図2 表示部の厚さは最薄部が39.0mm,最厚部が64.0mm
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図3 パイオニアが発売するBlu-ray Discレコーダー「BDR-WD900」(奥),「BDR-WD700」(手前)
図3 パイオニアが発売するBlu-ray Discレコーダー「BDR-WD900」(奥),「BDR-WD700」(手前)
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 パイオニアはPDPテレビ「KURO」シリーズの新製品として,表示部の厚さが最薄39.0mmの品種を発表した(図1,図2, ニュース・リリース1)。表示部とチューナー部を分離して薄型化を実現する。同様の方式を用いた液晶テレビは 日立製作所 シャープ ソニー が既に製品化しているが,PDPテレビでは初となる。60型と50型の2機種で,2008年10月下旬に販売を開始する予定。価格は60型の「KRP-600A」が94万円,50型の「KRP-500A」が67万円。

 表示部とチューナー部は,独自開発のケーブルを使って非圧縮のHDTV映像を伝送する。採用した通信規格については,「詳細は回答できないが,ある規格をベースに開発した」(パイオニア ホームエンタテインメントビジネスグループ 事業企画部 ディスプレイ企画部 部長の西尾正昭氏)という。無線通信を使った伝送システムは「検討してみたが,非圧縮のHDTV映像を安定して伝送できなかったため今回は採用を見送った」(同社の西尾氏)とした。

 表示画素数は1920×1080であるが,その他の仕様については明らかにしていない。「従来のような数値競争はKUROには不要」(パイオニア)との考えから,2008年6月に発表した60型のPDPモニター「KRP-600M」以降は,暗所コントラスト比などの数値は公開しない方針を示していた( Tech-On!の関連記事 )。なお,今回の製品に搭載するPDPは「KRP-600Mと同じ仕様」(同社)であり,コントラスト比は10万対1である。加えて,パネルの前面に張り付ける光学フィルムは反射防止機能を高めたほか,外光カット機能を追加している。これらにより,明所でのコントラスト比や色再現性が高まったほか,外光の映り込みが低減したという。

「KURO LINK」機能でPDPテレビとレコーダーを連携

 パイオニアはまた,Blu-ray Discレコーダー2機種も発表した(図3, ニュース・リリース2)。2008年10月上旬に販売を開始する予定。Blu-ray Discレコーダーを手掛けるのは「今回が初」(同社)とする。同社のPDPテレビKUROとHDMIで接続することで,テレビのリモコンを使って放送の録画や再生操作ができる「KURO LINK」機能を備える。

 新製品のHDD容量は「BDR-WD900」が1Tバイト,「BDR-WD700」が500Gバイトである。ともに,MPEG-2 TS方式のデジタル放送をMPEG-4 AVC/H.264方式にトランスコードして録画する機能を備える。HDTV映像のまま録画できる最小のデータ伝送速度は約4.8Mビット/秒(HEモード録画)。価格はオープンだが,市場想定価格はBDR-WD900が28万円,BDR-WD700は18万円前後とする。

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