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スタッカークレーンがすれ違い移動できる自動倉庫「DUOSYS」
スタッカークレーンがすれ違い移動できる自動倉庫「DUOSYS」
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 ダイフクは,1時間で最大2200ケースの入出庫ができる自動倉庫「DUOSYS」を開発し,2008年9月9~12日に東京で開催された「国際物流総合展2008」に出品,同時に販売を開始した。1本の通路の上を2台のスタッカークレーンがすれ違い移動できるようにして,省スペース化を図ったのが特徴。従来機の6倍の処理能力を持つ。

 同社広報によると,1本の通路を2台のスタッカークレーンがすれ違いながら移動できる自動倉庫は「世界初」という。通路には2本のレールが接近して敷かれており,1本のレールに沿って1台のクレーンが移動する。クレーンは,通路の両側の棚のどちらにもアクセスできる。荷台の位置を変えずにすれ違うと衝突することもあるため,すれ違い時には荷台の高さが互い違いになる独自の同調制御技術を開発した。2層構造で4台のクレーンが稼働する。

 必要な処理能力に合わせてクレーンの稼働台数や走行速度を変えるほか,減速時に発生する回生電力をほかのクレーンで使用できるようにして消費電力の低減を図った。また,新開発のDA(Distribution Automation)システムの導入で,保管だけでなく仕分けや荷ぞろえも可能になったため,省人化にもつなげられる。

 価格は1000ケース保管タイプ(全長21.5×全幅2.3×高さ5.5m)で約3000万円。年間100システムの受注を目指すという。