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 TOOLは,小規模・中規模なICを狙ったフラクチャリング・ツール「MS-lite」の販売を開始したと発表した(ニュース・リリース)。フラクチャリング・ツールは,ICのレイアウト設計データを各種マスク描画装置のフォーマットに変換するソフトウェアである。

 同社は,これまで,大規模なLSIを狙ったフラクチャリング・ツール「MaskStudio」を開発販売してきた(Tech-On!関連記事)。「MaskStudioで培った技術を生かし」(同社),中小規模のICに向けて開発したのが,今回の「MS-lite」である。アナログやRF,アナログ-デジタル混在,LCDなどのICレイアウト設計データを短時間にEBフォーマットのデータに変換することを狙った。

 またMS-liteは,ウィザード形式GUIやコマンド・ラインからフラクチャリングを実行できるため,他社の製品では必須の「事前のルール・ファイル作成」が不要という。実行時に必要なオプションを設定するだけで,誰でも手軽に簡単に操作できる,とする。出力可能な形式は「MEBES」,「JEOL」,「VSB」である。

 TOOLは2008年4月にパシフィコ横浜で開催の「Photomask Japan 2008」などで今回のMS-liteを紹介している。「大規模データを扱うフラクチャリング・ツールは,機能も豊富だが高価。一方,MS-liteは必要な機能を用途に見合ったコストで運用できる」という声を先行ユーザーからTOOLはもらったという。今回,10月に米国で開催の「Photomask Technology 2008」への出展を機に,正式発表した。