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 英Cambridge Display Technology Ltd.(CDT)は,米Silvaco Data Systems Inc.と共同で,有機薄膜トランジスタの汎用的なSPICEモデルを開発したと発表した(ニュース・リリース)。このモデルは,「Universal Organic Thin Film Transistor(UOTFT) SPICEモデル」と名付けられた。なお,CDTは,日本の住友化学の100%子会社である(Tech-On!関連記事)。

 UOTFT SPICEモデルは,FETの汎用的なSPICEモデルに有機TFT固有の現象を加えることで実現している。例えば,有機TFTのチャネル電荷,移動度の変動,温度依存性,非線形のコンタクト抵抗などである。

 現在このSPICEモデルは,米Simucad Design Automation, Inc.の回路シミュレータ「SmartSpice」に実装されている。SimucadはSilivaco Data Systemsと共に,米Silvaco International社傘下のEDAベンダーである。