PR
図1 LP-Z3000
図1 LP-Z3000
[画像のクリックで拡大表示]
図2 5:5プルダウンにより,スムーズな映像を実現した
図2 5:5プルダウンにより,スムーズな映像を実現した
[画像のクリックで拡大表示]

 三洋電機は,従来機に対して高コントラスト比を実現した,家庭用前面投射型プロジェクター「LP-Z3000」を発売する(図1)。新たに1920×1080画素,120フレーム/秒の倍速液晶パネルを搭載する。発売日は2008年11月28日である(ニュース・リリース)。

 従来機では1枚だった光学補償板を2枚にすることで,偏光の漏れを少なくし,基本コントラストを高めた。加えて,映像の明るさに応じて絞りを調節する機構の動作速度を,従来機の約2倍に速めた。これにより,約1/60秒単位で光量を制御できるという。これらの工夫により,コントラスト比を従来機の1万5000:1から6万5000:1にまで引き上げた。黒色の表現の幅が広がるほか,映画を視聴する際の画面の上下の帯が目立たなくなることで,より臨場感のある映像が楽しめる。

 本製品は,通常のテレビ放送などの60フレーム/秒の映像に対し,連続した2つのフレームの中間の画像を予測し,補間画像を生成できる。その結果,120フレーム/秒の残像が少ない映像を映し出せる。これに加え,テレビ放送で映画コンテンツを放映する際に発生するフレームの時間ズレをなくせる「5:5プルダウンモード」を搭載した(図2)。映画など24コマ/秒の映像は,1フレームあたりの時間がテレビ放送の仕様(60フレーム/秒)に対して整数倍ではないため,連続する2つのコマをフレーム数の比で3:2で表示(3:2プルダウン)している。このため,単純に倍速表示すると,1コマあたりのフレーム数の比が6:4になる。対して5:5プルダウンモードでは,フレーム数の比を5:5に変換するため,元のフィルム映像とのズレが生じない。これにより,継ぎ目を感じにくい映像を再現できるという。

 映像入力端子は,HDMI端子×2,3RCA端子(Y/CB/CR)×2,S端子×1,RCA端子×1,PC入力用のミニD-SUB15ピン端子×1を備える。外形寸法は幅 400×奥行 346×高さ 146mm3である。メーカー希望小売価格は48万3000円で,月産台数は1500台を予定する。