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アルプス電気の,FTTH向けの3ポート光送受信モジュール「FLUHシリーズ」
アルプス電気の,FTTH向けの3ポート光送受信モジュール「FLUHシリーズ」
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 アルプス電気は,FTTH向けの3ポート光送受信モジュール「FLUHシリーズ」を開発し,2008年9月にサンプル出荷を開始する(発表資料)。データ信号送信用のレーザ・ダイオードとデータ信号受信用のフォト・ダイオードに加えて,映像信号受信用フォト・ダイオードを搭載した。FTTHサービス用の光ファイバを利用した光通信による映像配信サービスを受信する終端装置に向ける。外形寸法は21mm×16mm×8.2mm。光出力は1dBm以上である。

 FTTHサービス用の光ファイバを使った映像受信では,データ通信の光送受信モジュールとは別に映像信号を受信するためのモジュールを追加する必要があった。そのため従来は,光送受信モジュールに異なる波長の光を分波するWDM(wavelength division multiplexing)カプラと映像信号の受信用モジュールを追加した構成になっていた。WDMカプラは高価な部品である上,省スペース化を図れない。こうした背景から,映像信号受信用フォト・ダイオードを含めた一体型のモジュールが求められていた。

 独自の非球面レンズを用いて光ファイバとレーザ・ダイオードを効率良く結合したという。また,必要な波長帯を確実に抜き出す(アイソレーション)ために誘電体多層膜による分波フィルタを使用したほか,映像信号受信にある特定の波長帯のみを取り出すバンドパス・フィルタを追加して通信性能の安定化を図ったとする。

 サンプル価格は5万円。2008年12月に月産1万個の規模で量産を開始する。

 なおアルプス電気は,このモジュールを2008年9月30日~10月4日に幕張メッセで開催する「CEATEC JAPAN 2008」に出展する。