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 米International Rectifier Corp.(以下,IR社)は,米Vishay Intertechnology, Inc.から再度提案されていた買収に関する修正案を拒否したと発表した(発表資料)。同修正案は,2008年9月10日にVishay社が発表したもので,IR社の普通株式1株当たり23米ドルを支払うというもの(Tech-On!の関連記事)。IR社は拒否した理由を,「当社の新しい戦略を実行したときに株主に与える利益と比べると,Vishay社の提案は当社の可能性を著しく過小評価しているため」としている。

 IR社のChairman of the BoardであるRichard J. Dahl氏は,「Vishay社が,IR社の取締役の選挙に3人の候補を推薦することや,株主総会の開催が遅れたことについてIR社を相手取って訴訟を起こすこと,敵対的な株式公開買い付けを開始することといった,高圧的で破壊的な手段を選んだことにとても失望している」とコメントを寄せた。また,IR社は同社の株主に対して,2008年10月10日に開催が予定されている年次株主総会で,Vishay社が推薦する取締役候補を拒否するように訴えている。

 一方,Vishay社は今回の買収提案によって,IR社が今後単独で達成する成果に比べてはるかに高い価値をIR社の株主に与えることができるとの声明を発表した(発表資料)。