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 市場調査会社の米Nielsenは米国時間2008年9月17日,米国家庭における固定電話と携帯電話の利用状況に関する調査結果を発表した。それによると,全体の17%に当たる2000万以上の世帯が固定電話に加入しておらず,家庭での通信手段として携帯電話のみを利用していることが分かった。

 2008年の終わりには,携帯電話だけで通信する家庭が全体の25%に達する可能性があると同社は見る。というのは,景気低迷のため1世帯当たりの月額平均利用料金が40ドルの固定電話を解約する家庭が増えているからだという。

 携帯電話のみを利用する世帯の59%が,年収4万ドル以下の中低所得者層であることも分かった。また,固定電話を解約するのは,大家族よりも1~2人の少人数世帯のほうが多い。固定電話を解約するきっかけとしては,引越し(31%)や転職(22%)が目立った。

 携帯電話利用者が1人の世帯の場合,固定電話を解約することで1カ月に平均33ドルを節約できる。また,携帯電話契約者が1人増えるごとに,月間節約額は6ドル69セント減少するという。

 いったん固定電話を解約したあと,再契約した世帯も10%あった。固定電話がないと,セキュリティ・システムや衛星放送,ペイ・パー・ビュー(PPV),ファックスなどのサービスを利用できないからである。

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