PR
「IrSimple-4M」対応の赤外線通信用コントローラIC「BU92747GUW」および「BU92747KV」
「IrSimple-4M」対応の赤外線通信用コントローラIC「BU92747GUW」および「BU92747KV」
[画像のクリックで拡大表示]

 ロームは, 赤外線通信のデータ伝送速度が最大115kビット/秒のIrDA SIR方式に対して約50倍,同4Mビット/秒のIrDA FIR方式に対して4~10倍高速のデータ伝送を可能とする「IrSimple-4M」対応の赤外線通信用コントローラIC「BU92747GUW」および「BU92747KV」を開発した(発表資料)。500Kバイトのデータを伝送するのに現在主流のIrDA SIRでは50~100秒を要するのに対し,IrSimple-4Mでは約1秒で伝送できるという。携帯電話機器やプリンター,液晶テレビ,DVD/HDDレコーダー,カーナビに向ける。

 このコントローラICは,2フレームのデータを保持できる5KバイトのFIFOメモリを内蔵してCPUの割り込み回数を低減しほか,データ幅を16ビットに広げてCPUの負荷を軽減したという。加えて,フレーム・インターバル・タイマを内蔵するため,コントローラへデータ伝送時にCPUでの送信タイマ制御を不要とした。

 16ビットの汎用CPUバスを内蔵しているため,IrSimpleに対応しない製品でもこのコントローラICを搭載するだけでIrSimple-4M通信機能を実現できるという。赤外線通信方式はIrSimpleのほかIrDA SIR,IrDA MIR,IrDA FIRに対応。赤外線リモコン送信制御機能も内蔵する。入力クロックの周波数は48MHz。外部クロック入力および水晶振動子からのクロック入力に対応する。

 パッケージは,BU92747GUW が4.0mm×4.0mm×0.9mmのVBGA,BU92747KVが9.0mm×9.0mm×1.6mmの48端子VQFP。

 いずれも既にサンプル出荷を開始しており,2008年10月にそれぞれ月産50万個規模で量産を開始する。サンプル価格はともに500円。