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 ルネサス テクノロジは,ドイツにある半導体前工程工場「Renesas Semiconductor Europe (Landshut) GmbH」(以下,RSEL社)の売却を検討していると発表した(発表資料)。売却相手は,半導体の受託生産を専門とするドイツSilicon Foundry Holding GmbH(以下,SFH社)。現在,SFH社と交渉中で,2008年内に最終的な決定・合意に至る見込みという。

 RSEL社は,主に0.35μmおよび0.18μmプロセスで,ICカード用セキュア・マイコンなどに向けたウエハーを処理している。しかし,工場が小規模なために,より微細なプロセスを使う先端品の大量生産に対応できず,生産量が減少していたという。ルネサス テクノロジは,RSEL社の経済的合理性を考慮した結果,より大規模な工場でのウエハー処理に投資を集中することを決めた。

 ルネサス テクノロジは,「あらゆる選択肢を詳細に検討した結果,アナログ/ミックスド・シグナル製品の生産に特化し,地元市場向けに少量でも生産するというSFH社の事業計画が,RSEL社の運営を続けるための前向きな解決策になりうると考えている」とした。