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デモ用に装着したNR-HZ001
デモ用に装着したNR-HZ001
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 三菱電機は2008年9月26日,HDD搭載カーナビゲーション・システムの2008年モデル「NR-HZ001」シリーズを発表した。2機種から成り,1機種は地上デジタル放送のフルセグ受信が可能。同年11月5日に発売する。価格はオープンで,フルセグ対応機が約25万円,ワンセグ対応機が約20万円を想定している。「PNDの登場によりカーナビの低価格化が進んでいるが,付加価値のある商品であれば,価格に左右されない」(常務執行役 自動車機器事業本部長の中山栄治氏)。

 最大の特徴は,タッチ・パネルやリモコン,音声認識といった複数の操作体系における操作の遷移を共通化した「マルチリレーオペレーション」を採用したこと。同社では「運転中の操作を考えると,音声入力が理想的」(三田製作所 カーマルチメディア設計第一部長の芦川佳成氏)と考えている。しかし現時点では誤認識による誤作動が多く,音声認識機能を備えたカーナビを所有していてるユーザーの利用率は低い。そこで操作の遷移を共通化することで,運転席だけでなく助手席や後部席からでも操作を引き継ぐことができるという。

 また行き先の固有名詞など,音声認識の対象とする語彙を従来の約7万件から約1000万件に拡大。ただし同時に検索できる語彙は,都道府県単位に絞り込んでからとなるので約100万件までとなる。

 このほか,Bluetooth接続機能を標準で装備し,ハンズフリー通話などを実現したという。以上の機能強化に合わせ,自社でカーナビ専用LSIを開発し,搭載している。このLSIは自動車メーカーに納入するカーナビ製品にも搭載していくという。

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