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リアプロのような大型ディスプレイを容易に実現できる。
リアプロのような大型ディスプレイを容易に実現できる。
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立体視ディスプレイへの応用例。
立体視ディスプレイへの応用例。
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 東北大学大学院工学研究科の内田研究室は,特殊な樹脂シートに背面から映像を投射するディスプレイを出展した。NEDOの助成を受けて開発したもの。ガラスや透明樹脂に張り付けて使うことで,容易に薄型テレビを実現できる。

 明るい環境でもきれいな画像が得られるのが特徴。ブースでは80インチで厚さが20cm程度のディスプレイを出展した。背面から映像を投影する方式はリア・プロジェクションテレビと同じだが「構造が簡単なのでより薄型化できる」(説明員)としている。詳細は明らかにしなかったが,シート内の樹脂の特殊な内部構造によって光が屈折・拡散するという。シートを積層することで屈折の大きさも変えられる。シートを通過しても偏光状態が維持されるので,3D映像の投影にも使える。ブースでは小型カメラ2台で撮影した映像を偏光メガネをかけて見るデモンストレーションを実施していた。投影光が広く拡散するため,真正面でなくても鮮明な立体映像が見えるという。

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