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図1 ダウンロード・サービスのデモ。「ストリーミングレンタル」に加えて「ダウンロードレンタル」と「セルスルー」を選択できる
図1 ダウンロード・サービスのデモ。「ストリーミングレンタル」に加えて「ダウンロードレンタル」と「セルスルー」を選択できる
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 TSUTAYA BBは,テレビ向けネット・ポータル「アクトビラ」に展開している映像配信サービス「TSUTAYA TV」で,新たにダウンロード・サービスを開始する。「CEATEC JAPAN 2008」では,パナソニックのブースで同サービスを実演している。

 従来のストリーミング・サービスでは,MPEG-4 AVC/H.264方式で圧縮した約6Mビット/秒のHDTV映像をCBR(constant bit rate)方式で配信していた。今回のダウンロード・サービスでは,平均10Mビット/秒,最大20Mビット/秒のHDTV映像をVBR(variable bit rate)方式で配信する。「ストリーミングでは,帯域不足によるコマ落ちを防ぐため,ビットレートを絞らざるを得なかった。ダウンロード・サービスでは帯域を気にせずに済む。ストリーミング方式より大容量で高画質の映像を伝送できる」(TSUTAYA BB オペレーショングループ テクニカルチーム チームリーダーの下田誠氏)。販売形態は,視聴期間に制限がないダウンロードレンタルと,制限がない「セルスルー」がある。

 ダウンロード・サービスの対象機は,パナソニック製のBlu-ray Discレコーダー3機種と,250GバイトのHDDとiVDR-Sスロットを持つ日立製作所製のテレビ4機種である。

媒体への書き出しにも対応

 ダウンロードした映像は,まず機器が内蔵するHDDに記録する。映像コンテンツによっては,DLNAを経由して映像を家庭内の機器に配信したり,Blu-ray Disc媒体やiVDR-Sカートリッジに映像を書き出すことができるという。

 ただし,Blu-ray DiscやiVDRに映像を書き出すには,同サービスのDRM方式「Marlin」を,Blu-ray Discなら「AACS」,iVDR-Sなら「SAFIA」といった対応DRMに変換することに関して,コンテンツ・プロバイダの許諾が必要になる。HDTV映像をセルスルーで販売して媒体に書き出せるサービスは極めて珍しく,許諾の獲得には難航が予想される。対応コンテンツは2008年12月のサービス開始時に公表するという。

【申し入れ】記事掲載当初,説明員のコメントとして「10月中には発表できる見込み」と掲載しましたが,TSUTAYA BBより「コンテンツの発表は2008年12月のサービス開始時になる」との申し入れがありました。この申し入れに従い,記事内容を修正しました。