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今回の製品のベンチマーク結果 Geminiのデータ。
今回の製品のベンチマーク結果 Geminiのデータ。
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 2005年設立のEDAベンチャー企業の米Gemini Design Technology Inc. は,最初の製品である回路シミュレータを発表した(ニュース・リリース)。市場への製品投入は,2008年第4四半期の予定である。

 同社は,今回の製品はSPICEと同じ精度を保ちながら,新たに開発したマルチスレッド技術によって,従来のシングル・スレッドの回路シミュレータの30倍,既存のマルチスレッドの回路シミュレータの10倍の処理速度を達成した,と主張している。それを達成した技術の技術の内容は明らかにしていないが,分割や行列演算,モデルの評価に工夫があるという。

 今回の製品は,米University of California, Berkeley開発のオリジナルのSPICE,商用SPICEの「Spectre」や「HSPICE」などのネットリストに加えて,Verilog-A記述も読み込める。PSFやFSDB,WDF,Spice Rawの出力が可能である。

 Geminiによれば,今回の製品は,PLLやA-D変換器,D-A変換器,チャージ・ポンプ,プログラマブルなTx/Rxチェーン,電源分配回路,メモリーIP,寄生素子を多数抽出した回路などの解析に向くという。対応するモデルはBSIM3v3,BSIM4,HiSIM1.2.0,PSP 102など。