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 米Atmel Corp.は,リモート・キーレス・エントリ向けにマイクロコントローラ「AVR」ベースの「ATA577x」ファミリーを発表した(発表資料)。ATA577xファミリーはSiPあるいはMCMに分類されるもので,Atmelの「ATtyny44V」マイコンにRFトランスミッターの「T5750/53/54」を組み合わせた製品である。全世界で利用できる周波数をカバー(ATA5773が315MHz,ATA5774が433MHz,ATA5771は868~928MHz),5mm角の小さなQFN24パッケージで提供され,極めて小さなキーレス・エントリ・システムが低コストで実現できる。

 イモビライザーのトランスポンダーが分離された,単方向のRFリモート・キーレス・エントリの大量生産に適している。既存のトランスポンダーとのプロトコル互換性を保ちつつ,最新のRF及びMCUの技術を搭載している。加えてSiPを利用する事で,従来の2チップ構成と比較して素材コストを10%,実装面積を20%低減できる。また,搭載している送信機は,Atmelが既に大量生産を行っているものであり,高い信頼性を保障している。

 ATA577xファミリーは,既にサンプル出荷が開始されている。価格は50万個を購入する場合で1.10米ドル。開発の短縮のためのデモボードとRFデザインキットソフト,及びAtmelの開発ツール「AVR Studio」が用意されている。