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 台湾Nanya Technology Corp.の2008年7月~9月期決算は引き続き赤字だった。売上高は前年同期比14%減の115億400万台湾ドル,営業損失は59億7600万台湾ドル,純損失は87億7100万台湾ドルで,赤字幅は前年同期,前期に比べて拡大している。DRAMの価格下落などが響いたとみられる。

 DRAMの出荷数量は前年同期比77%増と伸びたが,平均販売単価は49%低下した。特に9月は前期比で15%,前年同期比では54%,下落している。

 今後のDRAM市場に関してNanya社は,パソコン向け,デジタル家電向けともに需要は停滞するとみている。在庫もメーカー側と顧客側の両方で膨らんでいるという。平均販売単価は,スポット価格が2008年10月~12月期も低下するとみる。ただし,大口価格の下落幅は小さくなるとした。メーカー各社の生産能力増強や出荷数量の拡大は2009年に向けて減速していくと予測する。