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 液晶パネル大手の台湾AU Optronics Corp.の2008年7月~9月期決算は大幅な減収減益となった。売上高は前年同期比25%減の1040億7200万台湾ドル,営業利益は同90%減の26億8300万台湾ドル,純利益は同96%減の8億6000万台湾ドルだった。

 7月~9月期の大型液晶パネルの出荷枚数は前年同期比6.9%減の207万2000枚だった。ただし,面積換算ではほぼ前年同期並みとなっている。1m2当たりの販売価格は前年同期から27.3%低下して1089米ドルとなった。テレビ向けの平均価格は1枚当たり312米ドルで前年同期から6.6%低下,パソコン向けは77米ドルで36.9%低下した。

 中・小型液晶パネルの出荷枚数は前年同期比50.2%増の6110万枚,売上高は同7.1%増の150億台湾ドルと好調だった。

 同社PresidentのLJ Chen氏は液晶パネル事業について「コスト削減に努める。付加価値のある製品を出していく。テレビ・メーカーとの連携を強める」と業績改善に向けた方針を掲げた。同社は2008年12月時点の生産能力の計画値を明らかにしたが,全工場で2008年9月時点の数値を据え置いている。Chen氏はさらに「今後はLEDや太陽電池に投資していく」と語った。