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 米Integrated Device Technology, Inc.(IDT社)は,米Silicon Optix, Inc.から動画処理技術とそれに関わる資産を購入したと発表した(発表資料)。今回獲得した技術および資産には,Silicon Optix社の高画質化技術「Hollywood Quality Video (HQV)」の製品や「Reon」製品群を含む。IDT社は,この技術および資産の獲得によって,フラットパネル・ディスプレイのDisplayPort向け製品などの強化を狙う。

 さらに,IDT社は今後も動画プロセス技術の開発を進めるため,Silicon Optix社のHQV技術の知的財産権に関わる人材や技術チームも獲得した。今回獲得した事業は,「Video and Display」事業の一部門として経営する。新部門の拠点は,現在Silicon Optix社の施設があるカナダのトロントに置く予定。

 Silicon Optix社のHQV技術は,1080iの映像を1080pに変換したり,映像からジャギーを取り除いたりすることによって,HDTV映像を高画質化する技術。スケーリングや雑音の低減などによって,SDTV映像をHDTV映像に近づけることもできるという。今回,IDT社が獲得したHQV製品や技術は,IDT社のDisplayPort向けのレシーバやタイミング・コントローラー(TCON)を補うもの,とIDT社は説明している。