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 日立製作所は,2008年度中間期(2008年4月~9月)の業績予想を修正した(発表資料)。売上高は2008年5月時点の予想から200億円引き下げて5兆3100億円(前年同期比0.6%増)とした。テレビや電力・産業システムの売り上げが想定を下回った。薄型テレビは五輪特需が日立の想定には届かなかったことに加えて,単価の下落幅が予想より大きかったとしている。電力・産業システム部門は自動車メーカーの生産調整の影響を受けたという。

 営業利益は前回予測に720億円を上乗せして1970億円(前年同期比61.9%増)とした。システム・インテグレーションやHDDが好調な情報通信システム部門などで,予想を上回る利益を上げたとしている。HDD事業を手掛ける子会社の米Hitachi Global Storage Technologies, Inc.の2008年1月~6月期の営業損益は前年同期に比べ500億円以上,改善した。

 営業利益は上方修正したが,純利益は前回予想のまま140億円(前年同期は130億6000万円の赤字)を見込む。これは,日立プラズマディスプレイのガラス・パネル部材の製造設備などに関する減損損失およそ400億円などを計上するためという(Tech-On!関連記事)。

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