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 ブリヂストンとセントラル硝子は,Liイオン2次電池用の難燃性電解液の実用化に向けて共同開発を実施すると2008年10月27日に発表した。セントラル硝子が開発した電解液に,ブリヂストンが開発した電解液を難燃化する添加剤「ホスライト」を組み合わせることで,優れた電池性能と安全性を両立できることが明らかになったことから,セントラル硝子がブリヂストンに共同開発を申し入れたという。今後,電解液の最適化を検討し,早期に実用化を図りたいとしている。

 ハイブリッド車や電気自動車など,数多くのセルを必要とする高出力用途では,過充電や短絡などに対する安全性をより高めるために電解液の可燃性への対策が求められていた。ブリヂストンは2002年にホスライトを開発し,2007年5月に日本化学工業と製造・販売権についてライセンス契約を結んでいる(関連記事)。

 一方,セントラル硝子はもともと電解液の塩となるフッ化系材料に強く,Liイオン2次電池の電解液を手掛けている。ブリヂストンによれば今後,セントラル硝子が電解液を販売していく予定で,添加剤については日本化学工業から供給することになるという。