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日本ラントロニクスが発売した,医療機器や産業機器などに無線LANに対応したネットワーク機能を組み込める米Lantronix, Inc.製のモジュール「MatchPort b/g Pro」
日本ラントロニクスが発売した,医療機器や産業機器などに無線LANに対応したネットワーク機能を組み込める米Lantronix, Inc.製のモジュール「MatchPort b/g Pro」
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 日本ラントロニクスは,医療機器や産業機器などに無線LANに対応したネットワーク機能を組み込める米Lantronix, Inc.製のモジュール「MatchPort b/g Pro」を発売した(製品概要)。MatchPort b/g Proを機器に組み込むことで,大規模な設計変更や通信プロトコルの移植作業,ソフトウエアのライセンス契約などの必要なしに,機器に無線LAN接続機能を追加できるとする。

 外形寸法が約44.4mm×44.4mm×10.4mm,重さ29gのモジュールに,マイクロプロセサやメモリ,無線LAN接続用のハードウエアに加えて,OSやTCP/IPプロトコル・スタック,Webサーバー,SNMP V2cなどのソフトウエアを搭載した。このため,同社はMatchPort b/g Proを「ネットワーク・コンピュータ」または「デバイス・サーバー」と呼んでいる。MatchPort b/g Proがプロセサを内蔵するため,機器のホスト・プロセサの負荷はほとんど増やさずに済むという。

 無線通信規格はIEEE 802.11b/gに対応する。無線通信のセキュリティ規格であるIEEE 802.11iに準拠しており,暗号化手法はAES-CCMMとTKIPに対応する。認証規格のIEEE 802.1xにも準拠した。アクセス・ポイントの無線信号の強さを継続的に追跡する「SmartRoam」技術を搭載した。無線信号の強さを事前認識し,キャッシュすることで,より強い信号のアクセス・ポイントへとスムーズに移行できるという。別売のアンテナも用意した。このアンテナを使うために,機器開発者が電波法による認証を新規に取得する必要はない。

 電源電圧が+3.3Vのときの平均消費電流は,無線LANがアイドル状態の場合で160mA,データ通信時で350mA。動作温度範囲は-40~+70℃。Lantronix社の,有線のEthernet接続に対応した製品「MatchPort AR」と端子互換になっている。

 日本ラントロニクスは今回の製品を,2008年11月19~21日に東京ビッグサイトで開催される「Embedded Technology 2008(組込み総合技術展)」に出展する。