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図1◎切りくず排出性能と耐ビビリ性能を高めた切削工具(ボーリングバー)「ダイナミックバー」
図1◎切りくず排出性能と耐ビビリ性能を高めた切削工具(ボーリングバー)「ダイナミックバー」
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図2◎流線型の切りくずポケット
図2◎流線型の切りくずポケット
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 京セラは,金属の内径加工時における切りくず排出性能と耐ビビリ性能の両方を高めた切削工具(ボーリングバー)「ダイナミックバー」を開発し,2008年11月21日から販売を開始する(図1)。従来のボーリングバーと比べて,生産性や作業効率の改善が図れる。価格は1万3650~2万7825円(税込)。

 パイプ状のワークの内側を削る旋削加工(内径加工)の際,切りくずがスムースに排出されないと,加工作業が中断したり加工面に傷が付くなどの不具合が発生したりする。そこで新しいボーリングバーでは切りくずの排出性能を高めるために,切りくずポケットの形状を流線形とし,ポケットの長さを従来の1.2倍以上に伸ばすなどの工夫を施した(図2)。この結果,切りくず排出性能が高まり,内径加工における生産性が向上するという。

 併せて,ホルダに特殊合金を使いながら最適設計を施してホルダ剛性を高めた。これにより,耐ビビリ性能が向上し安定した加工を実現する。例えばホルダ最大突き出し量は5.5倍と,従来の5倍を上回り,内径加工の作業幅が広がり作業効率が向上する。こうした特徴を持つ新しいボーリングバーは,2008年10月30日から11月4日まで東京ビッグサイトで開催される日本国際工作機械見本市「JIMTOF2008」に出展される。