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 オークマは,最大ワーク寸法が直径2000mm×長さ1200mmと大型の立型ターニングセンタ「VTM-200」を「第24回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2008)」(2008年10月30日~11月4日,東京ビッグサイト)に出品した。大径ベアリングや大径フランジ形状部品,難削材などの加工に向く(Tech-On!の関連記事)。

 航空機部品メーカーを中心に,大型かつ複雑形状の部品を1台でまとめて加工したいというニーズが増えていることから,既存のラインアップに今回の大型タイプを加えた。従来は,最大ワーク寸法が直径1200mm×長さ1080mmのもの(「VTM-120YB」)が最大だった。

 ユーザー側がこうした機械を求める背景には,新興国企業の台頭がある。難度がそれほど高くない加工は,中国など低賃金国の企業に流れているため,日本の加工メーカーは大型・複雑形状・難削材など難度の高い分野へと積極的に進出している。こうした分野は,大量生産品に比べると量は望めないが,利益率はよい。欧州の加工メーカーは以前からこうした分野を指向していたが,ここにきて日本の加工メーカーも本格的にその後を追おうとしている。オークマは,こうした加工メーカーに向けて今回の大型ターニングセンタを提案していく予定だ。

大型ターニングセンタ「VTM-200」
大型ターニングセンタ「VTM-200」 (画像のクリックで拡大)
会場では,テーブルにベアリング部品を設置していた。
会場では,テーブルにベアリング部品を設置していた。 (画像のクリックで拡大)