PR

 NECエレクトロニクスとデジタル画像処理のIPやソフトウエア開発を手掛けるアキュートロジックは,携帯電話機用カメラ向けシステムLSIでの協業を強化すると発表した(発表資料)。今回,協業を強化する分野は携帯電話機のカメラで撮影した動画像を高画質化する処理を行う半導体。携帯電話機にコンパクト・デジタル・カメラ並みの機能を付加できるという。この協業によって,NECエレクトロニクスは500万/800万/1200万画素といった高画素の半導体の世界市場において30%以上のシェアを獲得すること,アキュートロジックは事業拡大することを目指す。さらに,NECエレクトロニクスは,アキュートロジックへ資本参加したことも明らかにした。

 両社は今後,顧客のソフトウエア開発を支援するソフトウエア・プラットフォームの共同開発や,顧客に対する画質コンサルティングといった拡販基盤の整備や拡販活動も共同で行う予定。LSIの提供からソフトウエアの開発支援,画質コンサルティングまでを含めて一貫したサポート・サービスを提供することで,顧客製品の早期の市場投入などを支援する。

 NECエレクトロニクスは,デジタル・カメラ向けシステムLSIの技術を2002年に携帯電話機用カメラに展開し,製品を市場投入した。2007年には解像度が800万画素の画像処理エンジン「CE131」を市場投入している(Tech-On!の関連記事)。同社はこのCEシリーズをさらに強化し,500万~1200万画素程度の高画素化した携帯電話機用カメラ向け市場のシェアで首位を狙うという。