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図1 富士通取締役社長の野副 州旦氏
図1 富士通取締役社長の野副 州旦氏
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 富士通は,独Siemens AGとのジョイント・ベンチャ企業であるオランダFujitsu Siemens Computers B.V.を完全子会社化することに合意したと発表した( 発表資料 )。2009年4月1日に,Siemens社が保有するFujitsu Siemens Computers社の株式を約4億5000万ユーロで取得する予定。2009年4月1日まではジョイント・ベンチャ企業として事業を続けるとする。

 富士通取締役社長の野副 州旦氏は,Fujitsu Siemens Computer社を子会社化することで,「富士通が真のグローバル企業となる第一歩にしたい」と意気込んだ。合意に至ったきっかけについては,「どちらかが持ちかけたというわけではなく,(1999年に)この事業を始めるときからお互いに認識していた」(野副氏)と語った。

 Fujitsu Siemens Computers社は1999年10月1日に設立。設立時の出資比率は,富士通とSiemensがそれぞれ50対50である。主にパソコンやサーバー・ストレージなどのIT機器や関連サービスを手掛ける。2007年度の売上高は66億1400万ユーロで,営業利益は7200万ユーロ。富士通はFujitsu Siemens Computers社を完全子会社化することで,IAサーバー(86系マイクロプロセサを用いたサーバー)などの製品を全世界的に展開できることや,富士通とFujitsu Siemens Computers社がともに開発する製品の重複などが解消されるとしている。