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試作した携帯型充電器(下の黒い部分)。上の白いモックアップは,携帯端末を模したもの
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携帯型充電器自体も,非接触で充電する。写真は,充電している様子
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村田製作所のLiイオン2次電池を活用する
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Liイオン2次電池を2種類のモジュールで挟み込む構造という
Liイオン2次電池を2種類のモジュールで挟み込む構造という
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セイコーエプソンの非接触給電モジュールの開発ロードマップ
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 セイコーエプソンと村田製作所は,携帯機器を非接触で給電する「携帯型充電器」を試作,2008年11月19~21日にパシフィコ横浜で開催された「Embedded Technology 2008」で出展した。

Liイオン2次電池を内蔵しており,外出先などで携帯機器を充電できる。セイコーエプソンが開発した非接触給電モジュールと,村田製作所の急速充電可能なLiイオン2次電池を組み合わせた。両社共同で開発を進めている非接触の急速充電技術の開発成果の一部である(Tech-On!の関連記事)。あくまで試作品としての位置づけであり,実用化時期などは未定である。

伝送効率は70%

 試作品は,約2000mAhのLiイオン2次電池を中心に,二種類のモジュールで上下に挟み込む構造を採る。利用したモジュールは,セイコーエプソンの「AT150」と「AT25」。AT150を15Wの受電モジュールとして使い,AT25を2.5Wの送電モジュールとして用いている。まずAT150を使って外部の充電台から非接触で給電し,Liイオン2次電池に供給する。携帯機器を充電する際には,AT25を使って2.5Wで電力供給する。セイコーエプソンによれば,AT150およびAT25ともに,電力の伝送効率は70%を確保しているという。「持ち歩く補助バッテリーとして活用するコンセプトである。コネクタなどとの接続が不要なため,不具合なども防ぎやすい」(セイコーエプソン)。

 セイコーエプソンは今回の試作品に利用したモジュールのうち,AT25に関しては量産出荷を開始するという。AT150に関しては,開発品という位置付けであり,量産時期などは未定である。

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