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SCiBセル
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 東芝は,同社のLiイオン2次電池「SCiB」の本格生産に向け,新工場を建設すると発表した(発表資料)。

 新工場は,SCiBの生産拠点としては佐久工場(長野県佐久市)に続く2拠点目。新潟県柏崎市を第1候補とし,具体的な検討を進める。着工は2009年秋ごろ,量産開始は2010年秋の予定。工場建設地の決定時期や建設スケジュールなどについては,市場の動向を見ながら改めて決定する予定。2010年度以降,産業用および車載用のLiイオン2次電池の需要が大幅に伸びると見込めることから,新工場建設を決めた。

 SCiBは,負極材料にチタン酸リチウムを用いて安全性を高めたLiイオン2次電池(Tech=On!の関連記事同2)。1日1回充放電を行っても10年以上使用可能な長寿命性能と,5分間で容量の90%以上を充電できる急速充電性能を備えるという。

 東芝は,今回柏崎市を候補地に選定した理由に,新潟県が柏崎・刈羽地域を「EV・pHVタウン構想」のモデル地域として応募していることを挙げる。EV・pHVタウン構想は,経済産業省が進める,電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車を普及させるためのタウン構想である。