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 米iSuppli Corp.は,2008年第3四半期のパソコンの世界市場調査の結果を発表した(発表資料)。出荷台数は,iSuppli社の当初の予測を上回り,対前年同期比15.4%増の7900万台と好調だった。ノート・パソコンの出荷台数は前年同期から約40%増の3860万台で,四半期ベースでは初めてデスクトップ・パソコンの出荷台数を上回ったという。一方,デスクトップ・パソコンの出荷台数は同1.3%減の3850万台だった。

 2008年第3四半期のメーカー別出荷台数を見ると,大きく伸びたのは3位の台湾Acer Inc.。出荷台数は970万台で,前年同期比で79%,直前期比で45%増加した。シェアは12.2%。同社は第3四半期に300万台以上のノート・パソコンを出荷したが,そのうちの多くは,いわゆるNetbookに分類される低価格で小型のノート・パソコンだったという。

メーカー別出荷台数シェア
メーカー別出荷台数シェア (画像のクリックで拡大)

 首位から5位までの順位に変動はなかった。首位は米Hewlett-Packard Co.(HP社)で,1490万台を出荷した。シェアは18.8%。2位は米Dell Inc.で,出荷台数は1100万台弱。シェアは13.9%だった。4位,5位は,中国Lenovo Group Ltd.と東芝で,シェアはそれぞれ7.5%と4.6%だった。台湾ASUSTeK Computer Inc.は,ノート・パソコンの出荷台数を大きく伸ばし,ノート・パソコンのメーカー別出荷台数ではLenovo Groupを抜いて5位に浮上した。パソコン全体の出荷台数では6位だった。

 2008年通期の出荷台数は,前年比で12.5~13%増加する見通し。2008年第3四半期の出荷台数が予想を上回ったことを受け,iSuppli社は通期の予想を上方修正した。2009年の出荷台数については,前年を4.3%上回ると予測する。