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 次世代のメモリ・カード規格の概要が相次いで発表された。いずれも最大2T(テラ)バイトの記録容量を利用可能とする。

 「SDメモリーカード」の規格を標準化する業界団体SD Associationは2009年1月7日,次世代のSDメモリーカード規格「SDXC」の概要を公表した(発表資料のPDF)。記録容量は最大2Tバイト,読み込み/書き出し速度は2009年中に104Mバイト/秒を実現し,規格のロード・マップとしては最大300Mバイト/秒を視野に入れるとする。ファイル・システムとして米Microsoft Corp.のexFAT(extended file allocation table)を使用する。2009年1月8~11日に米国ラスベガスで開催される「2009 International CES」で展示する。規格の詳細は2009年第1四半期に公開する予定。

 米SanDisk Corp.とソニーは2009年1月8日,「メモリースティックPRO」や「メモリースティック Micro」などに向けて,最大2Tバイトに対応する「高容量向け拡張フォーマット」を開発したと発表した(発表資料)。現在のフォーマットでは32Gバイトまで対応していた。拡張フォーマットは32Gバイトを超える容量で利用できる。

 今回は大容量に対応するフォーマットを定めたものであり,データ転送速度は既存の規格と同等である。すなわちメモリースティックPROの場合で最大20Mバイト/秒,メモリースティックPRO-HGで8ビット・パラレル転送利用時に最大60Mバイト/秒である。拡張フォーマットのライセンス開始は2009年中の予定。

 なお,SanDisk社とソニーは,メモリースティックMicroと同じ大きさで,メモリースティックPRO-HGと同じデータ転送速度が利用できる「メモリースティック HG Micro」も併せて発表した。メモリースティック HG Microでも高容量向け拡張フォーマットは利用できる。