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図1 HDR-XR520V
図1 HDR-XR520V
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図2 実演の様子
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図3 地図データを表示した様子。ただし,画面は「HDR-XR500V」のものである。
図3 地図データを表示した様子。ただし,画面は「HDR-XR500V」のものである。
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 ソニーは,従来品に比べて感度を高め,かつ手ブレ補正機能を向上させたビデオ・カメラ「HDR-XR520V」を開発した(図1)。同社によれば感度は従来に比べて2倍に高まっており,夜景を今までよりもきれいに撮影できるという(図2)。

 今回感度を高めることができたのは,撮像素子に裏面照射型CMOSセンサを採用したためである。裏面照射型は配線を形成していないSiウエハーの裏面から光を当てることで,従来の表面照射型に比べて同じ光量でも明るい画像を出力できる。2008年6月には,ソニーは裏面照射型の量産にメドを付けていた(Tech-On!関連記事)。「裏面照射型を採用した製品は今回が初めて」(説明員)だという。裏面照射型を採用するに当たり,絵作りなどにも注力したとする。手ブレ補正機能は,補正時に動かす光学部品の動作距離を上下左右それぞれの方向で10倍に高めることで向上させた。

 このほか画質向上を図るため,光学部品に改良を加えた。例えば,絞りの形状を従来のひし形から六角形に変えることで画質の向上につながったとする。業務用カメラでは六角形の絞りを採用するが,大きいため民生用のビデオ・カメラに採用するのは不向きだったという。今回,絞りの形状を六角形にしながらも,ひし形の場合と同程度の大きさに抑えたとする。

 HDR-XR520Vは1920×1080画素の動画と,1200万画素の静止画を撮影できる。GPS受信機能と地図データを備えており,撮影した映像にメタデータとして撮影場所の情報を添付できるという(図3)。HDR-XR520Vは2009年3月に北米で発売する。価格は約1500米ドル。日本でも販売する予定だという。

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