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 米OQO,Inc.は,ディスプレイに有機ELパネルを利用する小型パソコン「OQO model 2+」を開発し,発売を開始した。CES 2009のプレ・イベントである「Digital Experience」の場で発表した(Tech-On!関連記事)。

 ディスプレイには「パソコンとしては世界初」と同社が主張する有機ELパネルを利用する。パネルは5型WVGA(800×480画素)で,韓国Samsung Electronics,Co.,Ltd.製である。「インターポーレート・モード」を利用することで,最大1024×768画素の映像を表示可能という。タッチ・スクリーン機能を備える。

 有機ELパネルを採用した理由について,OQO社は「屋外の明るい場所で見るには,輝度やコントラストが高い方がよい。視野角,色再現性においても非常に優れており,映像が美しいことも重要だった」(同社 senior vice presidentのBob Robin氏)。有機ELの寿命については,「以前は寿命の問題が確かにあった。しかし,パネル・メーカーと長く協議してこの対策にあたり,この製品では3年間,10時間の利用を3年間続けても輝度などの劣化は2割に留まる水準になった」(同氏)と,寿命問題の解決が今回の採用につながったとする。

 マイクロプロセサには,OSにWindows XPを利用するタイプが1.33GHz動作のAtom,Windows XP ProfessionalまたはWindows Vista Businessを利用するタイプが1.86GHz動作のAtomを利用する。通信インタフェースとしては,無線LAN(IEEE802.11a/b/g),Bluetothの2種類。149米ドル高いオプションをつければ,GSMおよび3G(CDMA)が利用できる。