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図1●東芝の液晶テレビの市場シェアが伸びている
図1●東芝の液晶テレビの市場シェアが伸びている
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図2●米国の液晶テレビ市場
図2●米国の液晶テレビ市場
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 東芝の米国法人である米Toshiba America, Inc.は,米国の液晶テレビ市場で10%のシェアを獲得したことを,「2009 International CES」開幕前の記者会見で明らかにした。2008年秋以降,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.とソニーのシェアが大幅に低下している中で,東芝は「さまざまな販売の工夫が効いて,販売が30%以上も伸びた」(Toshiba America 社長の小坂明生氏)と言う。その結果,Samsungとソニーの2社に次ぐ3位の座を確保し,市場シェアも初めて2ケタの10%を得たとしている(図1)。

 東芝は日本市場でも躍進が目立っているが,米国でも同様の展開だという。液晶テレビの米国市場は,2006年に対前年比77%増,2007年は同63%増,2008年は同37%増と伸びてきたが,ここに来て急ブレーキがかかっている。低迷が続いている経済情勢からみて,2009年は「対前年でわずか5%しか伸びない」と東芝は予測している(図2)。ただ,その中でも同社は「2009年は,戴いた10%のシェアをぜひ死守し,もっと伸ばしたい。量を狙う小型テレビとともに,大型で『レグザ』のブランドを強化したい」(小坂氏)とする。

 その実現のカギが,2009年秋に発売予定の,マイクロプロセサ「Cell」を搭載する「Cellテレビ」だ。超解像,LEDバックライト,ネットワーク機能,大容量ハード・ディスクの導入を特徴とする。「米国では大画面が好まれることから,60型以上は『4K×2K』でいきたい。そこで,Cellによる,フルHDからの高性能超解像に期待している」と,小坂氏は語る。