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Samsungが発表したLEDバックライト液晶テレビ「LUXIA」
Samsungが発表したLEDバックライト液晶テレビ「LUXIA」
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薄型の外観を追求
薄型の外観を追求
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 テレビ最大手の韓国Samsung Electronics Co., Ltd.は,「2009 International CES」に合わせて開催したプレス・カンファレンスで2009年春モデルのAV商品を発表した。テレビの目玉は,LEDバックライト搭載の液晶テレビ「LED TV」だった。同社はこの製品群を,従来の「LCD TV」と分けてブランド展開している。同社は今回,中上位の中核機種(Series 6~8)にエッジライト型の白色LEDバックライトとディミング(輝度制御)技術を使ったLED TVを積極的に配し,さらにこれらの製品群に「LUXIA」というサブブランドを付けると発表した。

液晶テレビの1割以上が一挙に「LED TV」に置き換わる可能性

 同社の液晶テレビは「TOC(Touch of Color)」と呼ぶ半透明の外観を継承し,これを1インチ(2.54cm)程度に超薄型化したデザインをアイデンティティとしてきた。

 今回のLED TVは2008年モデルと同様に,韓国Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd.製の3波長白色LEDを採用しているとみられる。画質は極めて鮮明である。この薄型・高画質テレビと従来の冷陰極管(CCFL)バックライトの液晶テレビとの価格差を「500~1000米ドル」に収めて,中上位機種の標準はLED TVとする戦略である。モデル数やグレード設定から推測すると,同社の液晶テレビの1割以上が一挙にLED TVに置き換わる可能性がある。液晶テレビ全体でのLEDバックライト採用のトレンドにおいても,大きなターニング・ポイントになるだろう。

DVDプレーヤとの接続性を重視した製品も目立つ

 Samsung ElectronicsはDVD機器部門を,テレビ事業を統括する部署に取り込んだ。今回発表した製品群でも,DVDプレーヤとのコネクティビティ(接続性)を重視した発表が目立つ。「Sound Bar」と呼ぶBlu-ray機器や無線接続など,ホーム・シアター・システム(HTS)という切り口で,機器のラインアップやリンク機能を充実させている。また,同社は米Yahoo! Inc.との提携を最近発表しており,テレビ単体やDVDプレーヤでも,ストリーミングなどのIPTV機能やパソコン(PC)データの入力機能の強化にも力を入れている。

《訂正・加筆》 記事掲載当初,「ローカル・ディミング(局所輝度制御)を使った」としていましたが,正しくはディミング(輝度制御)機能のみでした。お詫びして訂正いたします。また,エッジライト型であることを加筆いたしました。

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