PR
メガネ型ディスプレイ
メガネ型ディスプレイ
[画像のクリックで拡大表示]
アプリケーションの説明
アプリケーションの説明
[画像のクリックで拡大表示]
Tom Hanks氏
Tom Hanks氏
[画像のクリックで拡大表示]

 ソニー 会長兼CEOのHoward Stringer氏による「2009 International CES」初日の基調講演は,ソニーがどのような方向に向かっているのか,とてもはっきりと分かった。

 その場に参考展示されたのが,メガネ型のディスプレイである。ニコンが同様の映像メガネを発表しているが,それは片側だけに映像素子がある。これに対して,ソニーは両側にある。このメガネを基調講演が終わってから,実際に掛けてみた。前に見える景色はそのままで,中央の少し下に画像フレームが映る。メガネそのもので見る3D映像鑑賞の楽しみもありそうだ。

 アプリケーション的には大きな可能性がある。天然景色とコンテンツが同時に見えるという本ディスプレイの仕様は,次のような世界も招来しよう。物体に情報タグがついている。そこから電波が発せられ,動画でコンテンツが流されているが,通常はそれは見えない。しかし,このメガネ型ディスプレイに受信機が付いていれば,そのメッセージを確認することが可能だ。

 例えば,スーパーの野菜売り場で,リンゴについているマイクロタグから,青森の生産者の動画メッセージが流れるようなことも将来的には可能になるだろう。これを掛ければ,世の中のあらゆる情報が見え,聞こえてくるという魔法的のようなアプリケーションも,無線ネットワークの進展とともに未来予想図ではなくなってこよう。