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 フィンランドCoveneer ABは「2009 International CES」で同社のサービス「Mikz」をデモンストレーションした。Mikzは携帯電話機をWebサーバーとして,ほかの機器からアクセスできるようにするサービス。会場では携帯電話機で撮影した写真を,アップロードする作業をせずにパソコンから閲覧できるようにしたり,携帯電話機のメモリ・カードの内容をパソコンから閲覧するといったデモを見せた。

 Mikzは大きく二つの要素から成り立っている。携帯電話機へのリクエストを媒介するCoveneer社のサービス「Mikz Cloud Platform」と,携帯電話機にインストールするソフトウエア「Mikz Server」である。Mikz Serverが一種のエージェントとして,Webサーバーの役割を担う。携帯電話機のドメイン名は電話番号に基づいたものになる。携帯電話機のIPアドレスは接続するたびに変わるが,5分ごとにこのソフトウエアが起動してCoveneer社のサービスに接続する。この際にIPアドレスと電話番号の関連づけをMikz Cloud Platformが実施する。「携帯電話機をネットワークに接続し続けるわけではなく,必要なときに必要なだけつなぐようにしている」(Chairman of the BoardのOrjan Johansson氏)。

 Mikz Serverは起動時に,ほかのクライアントからリクエストがあったかどうかを確認する。クライアントからの携帯電話機へのリクエストがあると,Mikz Serverが接続状態を保持し,HTTPサーバーとして動作するようになる。