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ソフトバンクモバイルの「X04HT」(Touch Diamond)
ソフトバンクモバイルの「X04HT」(Touch Diamond)
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Touch ProやTouch Diamondとデザインに統一感をもたせた周辺機器
Touch ProやTouch Diamondとデザインに統一感をもたせた周辺機器
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Bluetoothヘッドセットは3種類ある
Bluetoothヘッドセットは3種類ある
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左がプロダクト・サービス本部 プロダクト統括部 商品企画部の岡健太郎氏,右がマーケティング本部 プロダクト・マーケティング統括部 プロダクト・マーケティング部 プロダクト企画1課の片桐正道氏
左がプロダクト・サービス本部 プロダクト統括部 商品企画部の岡健太郎氏,右がマーケティング本部 プロダクト・マーケティング統括部 プロダクト・マーケティング部 プロダクト企画1課の片桐正道氏
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 国内の携帯電話事業者が,スマートフォンの品揃えを増やしている。中でも台湾HTC社の製品が目立つ。auがHTC製の「Touch Pro」を,イー・モバイルが「Touch Diamond」を,そしてNTTドコモとソフトバンクモバイルがその両方をラインナップに加えている(Tech-On!の関連記事)。このように同一の機種を複数の事業者が販売する状況では,事業者は差異化のために一工夫する必要がある。この課題に対して,周辺機器の活用という解を出したのがソフトバンクモバイルである。同社は「X04HT」(Touch Diamond)および「X05HT」(Touch Pro)の発売にあわせ,デザインの統一感を持たせた周辺機器をユーザーに紹介するキャンペーンを展開している(ホームページ)。同社の製品企画担当者に,思いを聞いた。

――ソフトバンクモバイルはX04HTおよびX05HTの販売にあわせ,充電台やBluetoothヘッドセットなどデザインを共通化させた周辺機器のラインナップを始めた。狙いはどこにあるのか?

ソフトバンクモバイル 我々はこれまでも,Windows Mobileなどに対応する各種スマートフォンを市場に投入してきた。これらスマートフォンは豊富な機能を備えていることが特徴ではあるが,それが十分に消費者に伝えられていないところがあった。スマートフォンの人気をさらに高めるためには,今までと違う新しい切り口を出して行く必要がある。特にHTC社製の端末に関しては,ほかの事業者からも発売されているため,何らかの差異化を図らなければならなかった。そこで,「Bluetoothヘッドセットのような,便利な周辺機器を一緒に提案したらどうだろう」と思い,社内で検討を開始した。

 もうひとつのきっかけは,デザインである。HTC社のTouch ProやTouch Diamondは,デザインに工夫が凝らされ,独特の世界観を醸し出している。この世界観を上手に伝えるためには,共通のデザイン・コンセプトに基づく周辺機器が効果的と考えた。例えばこの「クレイドル」(充電台)。非常に個性的なデザインである。このクレイドルのこだわりを見た時に,「何かプラスアルファのことはできないか,メーカーの思いを伝えられないか」と強く感じた。

――ソフトバンクモバイルの製品以外も含まれているのは何故か?

ソフトバンクモバイル 世界観を広く展開するためには,周辺機器の品種が多いほうがいい。しかし,そのすべてを当社が用意することは難しい。このため,Bluetooth周辺機器などを手掛けるワイヤレステクノロジーと,キーボードなどを手掛けるリュウドの協力を仰ぎ,ラインナップを広げている。統一ブランドというよりも,バザール的な紹介の仕方と認識している。製品ラインナップには,ソフトバンクBBの製品も加わっている。

 用意した機種の多くはBluetoothを利用するものだ。ステレオ対応のヘッドセットや,スピーカー,さらにキーボードなどである。このほか充電台もある。当初は本体ケースのような製品まで手掛けようという声もあったが,今回はBluetooth周辺機器を中心にラインナップした。

 Bluetoothは当社の携帯電話機にかなりの割合で搭載されているが,まだ十分にその楽しさを理解されてはいないと思う。このため,Bluetooth周辺機器の市場はまだまだ拡大の余地がある。Bluetooth自体もさらに進化していくことから,将来的には様々な周辺機器が今後登場するだろう。

――このような「バザール的」な周辺機器の展開というのはこれまでにも例があったのか?

ソフトバンクモバイル 当社ではあまり例が無いと思う。我々が商品としては扱ってないものを,当社の商品に近い形で紹介するという取り組みは,非常に新しいやり方である。

 当社は,様々な取り組みを通じて今回の周辺機器をアピールしていきたいと考えている。例えば今回の端末販売にあわせ,ワイヤレステクノロジーが周辺機器のプレゼント・キャンペーンを昨年末まで行なっていた。(ホームページ)。

――携帯電話機はどんどん新機種が出てくる。特定の端末だけにあわせた周辺機器を用意することに,リスクは無いか?

ソフトバンクモバイル 我々はこのスマートフォンのシリーズを大事に育てていきたいと考えている。また,Bluetoothの周辺機器は汎用性があるため,ユーザーには末永く使っていただけると思う。もしこうしたコンセプトが成功すれば,スマートフォンの次世代機種など,ほかの機種にも展開して行きたい。

――現在,携帯電話機メーカーや事業者の間から,プロジェクター機能搭載に関する話題が多く出てきている。将来的に,プロジェクターのような周辺機器をラインナップする可能性はあるのか?

ソフトバンクモバイル 携帯電話機はどんどん小さくなる一方で,機能面でも向上している。ただし,端末だけですべてを完結させる必要は無いと考えている。端末だけでは提供できない部分に対して,アクセサリで補っていくという展開は,今後も増えるだろう。必要な部分はアクセサリにして分けて行くという考え方だ。もちろん我々も,プロジェクターなどについても興味は持っている状況だ。

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