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 家電などの製品比較サイト「価格.com」を運営するカカクコムは,小型で低価格のノート・パソコンである,いわゆる「ミニ・ノートPC」に関するユーザー調査の結果を発表した(発表資料)。同社が価格.comの登録ユーザーを対象に,インターネット調査を行ったもの。2008年12月16~24日に実施し,5105人から回答を得た。

ミニ・ノートPCの所有率
ミニ・ノートPCの所有率 (画像のクリックで拡大)

 今回の調査において,ミニ・ノートPCを所有している人は全体の24.2%を占めた。ほぼ4人に1人が所有している結果である。カカクコムは,「IT製品に対する知識が豊富で,購買意欲も高い価格.comユーザーを対象としていることを差し引いても,非常に印象的な結果」としている。所有者を世代別に見ると,最も多いのは40代で所有者の38.7%を占める。次いで多いのは30代の28.5%。20代未満は2.2%にとどまる。「いわゆる『100ドルPC』で掲げられたミニ・ノートPCの主要なテーマは『パソコンを買えない学生や子供にもパソコンを』というものだったが,実際の中心購買層はパソコンを既に複数所有していると考えられる30~40代」とカカクコムは説明する。

所有しているミニ・ノートPC(最も利用している製品を選択)
所有しているミニ・ノートPC(最も利用している製品を選択) (画像のクリックで拡大)

 ミニ・ノートPCの所有者に,所有する製品をたずねたところ,最も多かったのは台湾ASUSTeK Computer Inc.の「Eee PCシリーズ」。36.1%の人が所有していると答えた。2位になったのは,台湾Acer Inc.の「Aspire One」で15.4%。この2機種だけで51.5%と半数を上回り,ミニ・ノートPC市場のけん引役となっていることがわかる。その他の機種については,いずれも5%を下回った。

ミニ・ノートPCを購入した理由
ミニ・ノートPCを購入した理由 (画像のクリックで拡大)

 ミニ・ノートPCを購入した理由として最も多かった回答は,「本体が小さいから」の66.7%。次いで「価格が安いから」の56.9%となった。カカクコムによれば,ミニ・ノートPCユーザーの多くは,「携帯用途の2台目のパソコン」としてミニ・ノートPCを購入しており,単純に安いというだけでなく,携帯して使うのに最適なサイズであることが大きな理由になっているという。

所有しているミニ・ノートPCの満足度
所有しているミニ・ノートPCの満足度 (画像のクリックで拡大)

 ミニ・ノートPCの所有者に満足度をたずねたところ,「大変満足」と答えた人が32.5%,「やや満足」と答えた人が47.4%だった。この二つをあわせると,約8割の人が満足していることになる。具体的な満足の理由については,「コンパクト・軽量」という携帯性を挙げた人が多かったという。「値段に対して十分すぎる性能」を評価する人も多かった。一方,不満点を挙げた回答では,「パワー不足」,「画面が小さい」,「メモリ容量が少ない」,「キーボードが打ちづらい」と答えた人が多かったという。

ノート・パソコンとミニ・ノートPCを購入する際に重視した機能または性能
ノート・パソコンとミニ・ノートPCを購入する際に重視した機能または性能 (画像のクリックで拡大)

 さらに,一般のノート・パソコンとミニ・ノートPCを購入する際に注目する機能および性能をそれぞれたずねたところ,明確な差が現れた。一般のノート・パソコンでは,重視される順に「CPU」(64.3%),「液晶の見やすさ・画面寸法」(58.5%)となるのに対し,ミニ・ノートPCでは「外形寸法・重量」(69.9%),「電池駆動時間」(45.2%)となった。この差は,「ノート・パソコンが家庭内でのメイン機としても考えられるのに対し,ミニ・ノートPCが完全にモバイル用途として考えられているため」という。ミニ・ノートPCを購入する際に,CPUやHDDに注目すると答えた人は,それぞれ3割程度にとどまった。