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図◎座ぐり加工用のドリル「VA-PDS-CB」。
図◎座ぐり加工用のドリル「VA-PDS-CB」。
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 三菱マテリアルツールズ(本社東京)は,「バイオレット高精度ドリル」シリーズの新製品として,座ぐり用の「VA-PDS-CB」を発売した。ノンステップで,中心にくぼみのある座ぐり穴を加工できる。23サイズをそろえ,工具径が8.0mmの「VAPDSCBD0800」は5460円(税込み)。

 一般に座ぐり穴の加工には,2枚刃のエンドミルを使う。この場合,送り速度が遅い,加工した穴が大きい,工具寿命が短い,工具に切りくずが巻き付きやすい,などの問題があった。それに対して新製品は,通常のドリルと同等の送り速度で加工できる上,切りくずが巻きつきにくい。

 中心部の切れ刃により,安定した高送りを実現。シンニング形状を工夫することで,切りくずを細かく分断できるようにした。先端の平坦度は0.05mm以下と,従来の座ぐり用工具と同等にしている。母材はハイス鋼で,耐熱性と耐摩耗性に優れたコーティングを適用した。これにより,従来の座ぐり用の超硬エンドミルに比べ長寿命化できる。座ぐり用のハイスエンドミル比では,高速加工でも長寿命化できるという。