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図◎「エヴォーラ」とLotus社の車両技術ディレクターRoger Becker氏
図◎「エヴォーラ」とLotus社の車両技術ディレクターRoger Becker氏
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 Lotus車の輸入販売を手掛けるエルシーアイは、英Lotus社の新型2+2ミッドシップスポーツカー「エヴォーラ」を国内で初めて披露した。すでに2008年7月のブリティッシュモーターショーで発表されている(関連記事)。英国では、2009年春に発売する予定で、現在は量産用の試作生産がほぼ終わり、生産ラインの稼働が近いという。

 日本では2009年3月ごろから予約注文の受け付けを開始し、夏ごろに発売する予定。ボディ色は10色程度揃える。価格は未定だが、900万円以下になる見込み。当初は生産台数が2000台程度に限られるため、日本での初年度の販売台数は150台を計画している。2010年には米国市場にも投入する。

 パワートレーンは、吸排気の両方に連続可変バルブタイミング機構を備えた「デュアルVVT-i」付き3.5L・V型6気筒エンジンに、6速手動変速機を組み合わせた。どちらもトヨタ自動車製で、V6エンジンは「カムリ」、変速機は「アベンシス」と同じ。エンジンはトヨタが量産するため内部に手を加えることはできないが、吸排気システムやフライホイール、エンジン制御システムなどをLotus社が開発することにより、トルクを高め、レスポンスを速くし、よりスポーツ走行向けにセッティングした。2010年には、トヨタ製6速自動変速機を搭載したモデルを追加し、日本にも導入する。

 Lotus社によると、現在世界で量産販売されているスポーツカーで、2+2シーターかつミッドシップエンジン車はなく、エヴォーラが唯一のモデルになるという。開発時には、Lotus車らしいデザインと2+2シーターの居住性を両立させることに力を注いだ。その結果、前席は成人男性の98パーセンタイルまで、後席は成人女性の50パーセンタイルもしくは10歳ぐらいまでの子どもであれば、着席できる広さだという。

 しかし、実際に見たところ後席の足回りは狭く、前席を大きく前にスライドさせる必要がある。エルシーアイによると、日本のLotus車ユーザーはバッグや手荷物を置くために“後席があればいい”と考える人が多いという。Lotus社は、後席がない2シーターも同時に発売する予定。2+2で後席があった部分は、荷物用スペースとなる。後席を外した分だけ軽量化できるため、Lotus社はよりスポーツ走行を楽しみたい人などが2シーターを選ぶのではないかと見ている。