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富士フイルムが販売を始めた,Given Imaging社製の「PillCam SB」。外径11mmで,長さは26mm。
富士フイルムが販売を始めた,Given Imaging社製の「PillCam SB」。外径11mmで,長さは26mm。
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 富士フイルムは,イスラエルGiven Imaging Ltd.製の小腸用カプセル内視鏡の国内販売を2009年1月19日に始めた。富士フイルムの子会社である富士フイルムメディカルが,Given Imaging社の日本法人であるギブン・イメージングから製品供給を受け,販売する。これまでGiven Imaging社のカプセル内視鏡は,国内ではスズケンが販売を担当していた。今後は,スズケンと富士フイルムが並行して販売する格好になる。富士フイルムは2007年に,Given Imaging社と戦略的提携契約を締結している(Tech-On!関連記事)

 富士フイルムがカプセル内視鏡の販売を始める狙いは,小腸領域に向けた製品ラインアップの強化にある。同社は現在,小腸の観察や処置を可能にした「ダブルバルーン内視鏡」を発売している。このダブルバルーン内視鏡に加え,カプセル内視鏡を用意することで,小腸領域のトータルのソリューションを医療現場に提供する考えである。同社はGiven Imaging社と共同で,ダブルバルーン内視鏡とカプセル内視鏡で撮影した画像を1台のモニターに表示することができるソフトウエアも開発している。

 小腸領域ではオリンパスが既に,バルーン内視鏡とカプセル内視鏡を組み合わせたトータルのソリューションを展開している(Tech-On!関連記事)。今回は,これに対抗する取り組みといえそうだ。

■カプセル内視鏡については,日経エレクトロニクス2008年12月29日号の解説記事「電子技術が拓くカプセル内視鏡の進化」に詳細な記事を掲載しております。