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 米Chrysler社と同社の筆頭株主である米投資ファンド会社Cerberus Capital Management社、イタリアFiatグループは、Chrysler社とFiatグループの業務提携について法的拘束力を持たない条件概要書に署名したと発表した。Fiatグループは現金出資ではなく、プラットフォームやパワートレーンなどの技術供与により、Chrysler社の株式35%を取得する。また、将来的な資金提供の責任を持たないという。

 業務提携により、Chrysler社はFiatグループから、燃費効率に優れた小型車のプラットフォームや、パワートレーン、部品などの技術供与を受けて共有化することで、低コストでモデルラインアップの拡充を図る。さらに、Fiatグループは、北米以外の主要な成長市場での販売機能、米財務省に提出する再建計画に必要なマネジメントサービスの支援を提供する。FiatグループもChrysler社の北米における販売網や生産能力を利用する。さらに両社は、小型車のプラットフォームや部品の共有化により、両社を合わせた世界的な購買力の適正化を図り、コスト削減を進めていく。

 この提携は、Chrysler社の米財務省からの資金調達における金額やそのほかの条件に沿ったものという。業務提携を決定するには、米財務省などの適正評価と規制認可が必要となる。